旭川で無灯火の自転車同士の衝突で死亡事故が起きました。
自転車同士が衝突 高齢の女性死亡、男子高校生重傷 旭川の歩道(北海道新聞)
全国版のニュースでも取り上げられていましたが、利用者が増えている分、自転車による事故は増加傾向にあります。この事故がどういった経緯で衝突に至ったのか詳細は報じられていませんので、なんともいえませんが、お互い無灯火であったことで相手の存在が直前までわからなかったんでしょうね。
シチュエーション的に「高校生と高齢女性、平坦な歩道でブレーキ痕なし」ってなると高校生はケータイなりスマホを片手に前方を見ずに走っていた、女性の方は自転車を漕ぐのに懸命で下の方を見ていた・・・なんてのを考えてしまいます。
夕方6時といっても北海道ではすでに陽はとっぷり暮れて暗い時間帯。無灯火っていうのは危険きわまりないですが、自転車に乗っている多くはその認識がないようです。
ワタシも自転車で帰宅しているときに何度もヒヤリとさせられることがあります。無灯火はもちろん並走、逆送、突然の方向転換、信号無視。
もうそれこそ「今日も自転車はやりたい放題」ってところ。なんかの本の題名状態。
あまりにひどい時は最近、注意したりしますが、そんなのに限って耳をヘッドフォンで塞いでたりするから聞えてやしない(怒)
自転車は免許もなく誰でも気軽に乗れる・・・ですが公道においてはほぼクルマ扱いですからね。そこには道交法ってものでしっかりと規制が定められてるんですからそれには従ってもらいましょう。
そしてお巡りさんにももっとしっかりしてもらいたいもんですわ。
パトカーでパトロール中のお巡りさん、全然そういった自転車に警告なり注意っていうのをしないんですから。東京にいたころはけっこうスピーカーで「そこの自転車止まりなさい」なんてやってましたけど、こっちじゃそんなのにお目にかかったことがないです。
ひどいときには目の前を無灯火で抜けていっても素知らぬ顔ですから・・・
自転車って道路行政上、継子扱いで車道を走っても歩道を走ってもあまりいい顔されない乗り物ですが、だからといってやりたい放題やってるといずれ手痛いしっぺ返しをくらいますぜ。