お役所というと仏頂面した事務的な応対をどうも思い描いてしまいます。東京で市役所に転出を届けに行った時もそうでした。言われたこと、訊かれたことには丁寧に対応してくれます。が、その表情は無表情に近いし、話し方も平板な感じというかなんというか・・・
それが、札幌での対応に「おっ?!」となった訳です。
最初は区役所に転入届を出しに行ったとき。窓口の女性の表情がえらくにこやか。応対の話し方もなんか弾んだような話し方で、こちらの話し方もつられて弾んだようになってくる。そうなってくると、ちょっと余計なおしゃべりなんかもしたくなるじゃないですか。
「北海道に暮らすのは初めてなんで・・・」なんて話すと、「初めての冬は大変かもしれませんね」なんて笑顔で返されて、こちらも思わず笑顔になったりして。
区役所をでる時には、なんかスキップでもしたいような気分になってました。
別に受付の女性が美人だったからじゃないですよ。(ちょっとそれもあるけど)
その後行った警察署でも、今日行った税務署でも(道庁はちょっと違ったか…)対応してくれた方は、同じようにえらくにこやか。ほんと、「気分エ〜ヮ〜」って役所を後にしたのでした。
これらの笑顔は作った笑顔じゃないと思います。仕事に自負をもっていてやりがいを感じているからこその笑顔だと思います。東京でのサラリーマン時代、まわりにも笑顔があるにはありましたが、その多くは人に伝わる笑顔じゃなかったように思います。脱サラした理由には、そんなのが嫌だったこともあるし、それを何とかしたいという想いがあったからかもしれません。
人に笑顔を伝えられるよう、また、伝えた人が他の誰かに笑顔を伝えることができるようにしていきたいですね。
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