2013/02/19

「痛み」の共有は難しい

人間の感覚って誰にでもあるもんなんですが、それって共有するのって難しいですよねってお話。


たとえば「肩が痛い」場合。
血行不良で凝ったときもあれば、捻ったりぶつけたりっていうときも「肩が痛い」って表現しますよね。

単に「痛い」ってうだけだと判り難いので、それを他人に伝える時には自分で痛くなった原因の推測も含めて伝えたりもします。「滑って転んで・・・」とか「ずーっとパソコンで作業してて・・・」とか。

また「痛い」の程度なんかを「ズキン、ズキン」とか「ドンヨリ」とかの擬音で伝えたりしますよね。

でも、その表現ってあくまでその人の主観なんですよね。その情報を受け取った人は違ったものとして受け止めているかもしれません。

ヒジをぶつけた時なんかに「電気が走ったみたいにビリビリとしびれた」っていう表現をする人もいますが、電気に痺れた経験がある人とない人では受け止め方が違うんじゃないかな〜なんて思ったりもします。このビリビリ感はほぼ誰もが体感していることがあったりしますので、大体「ああ、あの感覚」ってわかるんですけどね。

で、何が言いたいかというと・・・

北海道弁で「いずい」っていうのがあります。
なんか痛いような痛くないような、我慢はできるんだけどじっとしていられないような違和感のことをそう表現するみたいです。

この感覚が私には今一つ、よく理解できてないんです。
問診とかで「腰がいずくって・・・」「肩のここら辺がいずくって・・・」っていわれるとおそらくこの感覚のことなんだろうなぁとは思うんですけど、今一つ確証が持てていないというか共感できていないというか。

症状や状態を詳しく聞いていくと人によって「いずい」という表現の持っている感覚がどうも微妙に異なるような気もするし、「いずい」の守備範囲が広いような感じもしてます。

同じ人間なんだから同じ感覚を持っているんでしょうけど、『いずい』というのはどの感覚のことを表現しているんでしょう?

働く人の肩こり・腰痛を解消します!
札幌市中央区の整体「整体院えん」
【あなたのためのアットホームな整体院】
ご予約・お問い合わせはこちらより
011-300-1955 (いつでもOK)

※留守番電話になっていることがあります。
お名前・ご連絡先を残していただければ後ほど、こちらから連絡させていただきます。


>>>メールでのご予約・お問い合わせはこちらから(別フォームが開きます)