続・ヒトの体は面白い

今日の札幌は一日中、雨が降ったり止んだり。時には日が差してみたり、強風を伴って激しく降ってみたりと目まぐるしいお天気でした。
ちょっと郵便局に用足しにいったら、強風で買ったばかりの傘を壊されそうになったかと思うと帰りは雲の切れ間に青空が見えたり。

こんな日は雨読に限ると、昨日の続き。

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解剖学の用語ってパッと見は小難しいですよね。でもその名前って、その形状（蝶形骨とか大菱形筋、腰方形筋など）から付けられたり、機能（長拇指屈筋、回外筋など）から付けられたりと意外に安易なんですよね。「ヒラメ貼り」なんてシップのＣＭでやっていたヒラメ筋は筋肉の形状がヒラメのようだから・・・。

そんな名前の中でも、一風変わったのが「解剖学的嗅ぎタバコ入れ」。手を拡げた時に手の甲、親指の根元から手首に向かってできる凹みのこと。短拇指伸筋と長拇指外転筋の腱が盛り上がってできるこの凹みに、昔は嗅ぎタバコをのせて吸っていたから、こう名付けられたのだとか。
他にも、「長いヒモ」「短いヒモ」なんていうのがあります。浅指屈筋腱と深指屈筋腱にという指を曲げる働きをする腱が骨にくっつくヒモ状の部分のことなんですが、なんか他に名前がなかったんでしょうかね？
いきなり「長いヒモ」「短いヒモ」じゃあね。昔、解剖学のセミナーでこれを聞いた時には、思わずズッコケた覚えがあります。

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今日はちょっとトリビア的な話題でした。